銀座まるかん名誉師範が選ぶ『斉藤一人さんの言葉』

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陰陽五行の話 冬

   

斎藤一人さんが好きで、銀座まるかんの商品が好きで、美容気功も好きな
ファンが作ったサイトです。
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「腎」は背筋や腰の筋肉、下半身の力と関係しているので、
高齢になって腰が曲がり、足腰が弱くなってくるのは、
「腎」の力の衰えと判断します。
 
下半身の弱りには、足と同じ形をした、ごぼうや人参、
大根、自然薯などの根菜類を煮しめて食べることをおすす
めします。根菜類は下半身の血行を良くし、足腰を強く
します。
「根気」と云うように、集中力や持久力もついてきます。
 
「腎」が弱るとクヨクヨして消極的になり、最終決断も
できなくなり、優柔不断な性格となります。また高所恐怖
症、閉所恐怖症、対人恐怖症、飛行機に乗るのが怖いなど、
なんらかの恐怖心となって、現われます。「腎」が強く
なると、積極的で白黒はっきり云う決断力やすぐさま行動
する実行力、バイタリティができます。
 
「腎」は髪との関係が深く、「腎の華は髪」と云われ、
髪のツヤや、発育・脱毛は「腎」と「恐怖」「髪」の関係で
理解できます。
シミやそばかす、ほくろ、顔色がくすんだり、ドス黒く
なっているのも「腎」の勢いの低下と関係があります。
 
一日のうちで「冬」に相当するのが「夜」です。夜になる
と出て来る微熱、頭痛、不眠症、夜尿症、夜泣きなどは、
「腎」の冷えからくる症状です。
「腎」は「冷え」に弱い臓器です。水分、果物の取りすぎ
に注意し、甘いもの、特にジュースは控えるように。
「腎」の衰えは、物忘れや学習障害となって現れます。
歯や骨がもろくなり、記憶力が低下し、白髪で、おしっこ
が近くて、記憶力が低下するという一連の症状は老化現象
です。「腎」の衰えは、そのまま老化現象につながります。
反対に「腎」を強化することによって、いつまでも若々
しい身体を保つことができます。
 
「腎」の味は「塩気」です。天然の塩や海藻は日本の大地
に不足しているミネラル成分を含んでいて、保湿作用が
あり、身体を温めてくれます。舌でおいしく感じる塩加減
が身体を温めてくれます。
 
黒ゴマ、黒豆、黒米、そば、海藻、ごぼう、きくらげなど
黒色食品は「腎」を活性化してくれます。「腎」と類似した
形の豆類、特に小豆にはむくみを取り除く作用があり、
昔から腎臓病の人に良いとされ、食薬として小豆昆布や
小豆かぼちゃなどの「いとこ煮」を食します。
 
腎臓によいのは、「歩き元気」です。歩き元気には、腎臓
を強化してくれる「エスカルゴ」「黒色のアリ」「ひじき」
天然塩のほか、腎臓によいものがふんだんに入っています。
 
 
<豆知識>
寒くなると腎臓が弱りやすいです。また腎臓病は、へそより
下の筋肉が弱い人に起こりやすい。
そこで、下腹部を温めて、血行をよくし、排尿を増すことが
大切。
1、生姜紅茶がおすすめ
熱い紅茶に生姜をすりおろし、お好みで、黒砂糖かはちみつ
をいれてください。
 
2、半身浴か足浴もおすすめ
お風呂の中でも、足を延ばしてすわり、肛門をきつく締めたり
緩めたりを10回繰り返すだけでも、下腹部の筋肉が鍛えられ
ます。

 - 東洋医学の考え方