銀座まるかん名誉師範が選ぶ『斉藤一人さんの言葉』

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斉藤一人さんの自分を褒める話

   

今回は斎藤一人ひとりさんの自分を褒める話です

今日は

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私あの東京の砂町というところに、ひとりさんファンが集まる店。
通称ツイてる神社ってのやってるんだけど、知ってる人いるかな?
…あ、こんなにいて、ありがとうございます。
行ったことある人。
…こんなにいてくれて、ありがとうございます。

行った人ならご存知だと思うんですけど、伊勢神宮がちょっとちっちゃくなったっていう…そんな感じの神社です。
総面積6坪。
見渡す限り神社という…6坪のちっちゃいお店です。
そこの中にテーブルが一個だけあります。
そこにみんなが腰掛けて、全国から来た人でひとりさんの話したり、
テープの話したり、そんなことしてます。
入場無料です。
お茶菓子代、私が出してます。

えーそこにちっちゃい神社があります。
ホントにちっちゃい神社なんですけど、ジョークで作ったもんですから、お賽銭はいらないけど、ご利益がありませんっていう紙が貼ってあります。
紙のほうが神社よりでかめです。

不幸は勘違いからって話なんだけど、ご利益ありませんって書いてあるのに、
そこにお参りしてお茶の水女子大を受けて受かった人がいるんです。
それで、お母さんとわざわざお礼に来てくれたの。
あれは間違いなく、実力です。
うちの神社をお参りして、受かった人は間違いなく実力ですから、自信を持って生きてください。

で、今日の話はそれじゃないんです。

不幸な人はね、誰か許せないんです。
誰か許せないか。
自分が許せないの。

それで許せない状態で幸せってなれないんだよ。
だからもう許してやんな。

「いえ、許せないんです」

もういいじゃないか、許してあげな。

「でもね、一人さんねあの人私にねこんな事したんです、こんな事言ったんです、だから私許せないんです、あの人の事考えると夜も眠れなくなっちゃうんです、ごはんも食べれなくなっちゃうんです、だから私、許せないんです……」

あっそう、はっきり言うよ。
相手は寝てるよ(笑)

自分のね、魂のステージ上げてとかね、心を広くして人を許そうとかっつってんじゃないの。
あなたにね、傷つくようなこと言ったような人間って、どこでもやってる。
そういうことしか言えないの。
そういう性格なの。
ホントにね、自分がそういうふうに生まれなかっただけで、「ありがたいな」と思うしかなんです。
そういう人間、あっちもこっちも言ってるからね。

「え、あの人、私にこんなこと言ったのに誤りにも来ない。」

来ないよ。
覚えてねんだから。

人間ってね、自分のこと悪いと思わない性格があるの。

「全くあの人悪いんだから。みんなもこうやって言ってるよ」っつっても、
当人はなんつってるかつと、当人は「ダメだよ、俺も人が良くて」

だからやめなって。

「3年許せないんです、5年許せないんです……」

許せないって事は、その人の事考えてるんだよね。
何で嫌いな人に自分の大切な時間を捧げる必要があるんですか。
3年許せません、5年許せません、10年許せません。

許せない、許せないと言いながら自分の大切な時間を、なぜその人にささげるんですか。
本当は、愛しているんでしょう?(笑)

大切な時間を捧げながら、嫌って嫌って嫌って…
呪って呪って呪って、ホントに呪っちゃう人いるんです。

「ひとりさん、ずーっと呪ったら呪いって効果あるんですか?」って言う人いるんです。
えー残念だけど、呪いは効かないよ。
ホントに毎日毎日毎日、相手を呪って相手にこの呪いが届くまでに、実は100年かかるんです。
それで呪いっつんですよ。

人生ってね、公園散歩してるようなもんなの。
公園散歩してて、きれいな花壇があるな、こっちの花キレイだな、こっちの花もキレイだな。
あっ、犬のクソがあった。
今日は、あえてクソという言葉を使います。
でも10年間の間には、あなたに優しくしてくれた人もいたはずだよね。
あなたにやさしくしてくれた人もいたはずだよね。

それなのに、そういう事は一切忘れちゃって、この犬のクソの事だけをずぅーと考えて、あのうんこ、こういう色してたのよ、こういう形だったのよ……(笑)

色、ツヤ、形、詳しく説明されても、聞いてる人もツライんです。
だからやめよう。

大切な時間を嫌いな人間にささげるのよそう。
自分にやさしくしてくれた人にささげよう。
ただそれだけです。

あと自分が嫌いな人います。
えー好きになんなっつと、
「ダメなんです、私こういうことがあります。親にもこう言われました。
学校の先生にもこう言われました。先輩からもこう言われました。
私ってだらしないとこがあったり、ダメなとこがあるんです。
だから自分をね、好きになれないんです。」

あ、この人も勘違いしてる。
人間って、しっかりした生き物じゃないの、うっかりした生き物なの。
だからしっかりしようとしても、できないの。

あなたに細かく注意してくれたお母さんも実はたいしたことないんです。
いろいろ言ってくれた学校の先生もそううです。
私たちもそうです。
先輩やなんかもそうです。
得意気に叱ってくれたけど、苦手なことやらせると逃げちゃうんです。

みんなそんなもんだよ。
だから自分を好きになんな。

隣のおじさん嫌いでも良いです。
引っ越せますから。
自分が嫌いだと、引っ越すことができないんです。
でもほんとに困ったとき、ほんとに辛い時に、自分を助けてくれる人って自分しかいないんですよ。

冬の寒い朝です。
眠くて眠くて仕方がない時、あなたの代わりにおしっこに行ってくれる人がいますか?
最後の最後に頼れるのは、自分ですよ。

だから自分を大切にしてあげてください。

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