銀座まるかん名誉師範が選ぶ『斉藤一人さんの言葉』

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失敗続きの人生をなんとかして成功したい!

   

【質問】
僕の人生は失敗続きです。いろんなことがうまくいきません。ひとりさんみたいにうまくいく人はいいなと思います。どうしたら失敗続きの人生から卒業して成功できる人生を歩めるのでしょうか?

【ひとりさんの言葉】
「俺はこんなに失敗して、ダメな人間だ」
ととらえるか、
「俺はこんなに学んだんだから得したんだ」
ととらえるのか。とらえ方が違うだけで、生きるのが苦しくなったり、楽しくなったり、違ってきます。どちらの前提で生きるかです。
私だったら楽しい人生を選びますね。

だいたい、人生は失敗のほうが多いようにできているんです。

運動かをやったって、1等をとるのは1人だけ。負ける人のほうが多い。オリンピックでも金メダルがとれるのは1人しかいません。

負けから学ぶことのほうが多いから、人生には失敗が多いんです。
そうは言っても、手ひどい失敗をしたときは、さすがに落ち込みます。
そういうときはできるだけ早く、笑って話せるようになるといい。

ずっと落ち込んだままだと運が逃げていきますが、失敗を笑って話せるようになると運が開けます。

斎藤一人著『変な人が書いた人生の哲学』
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ひとりさんはまず考え方について教えてくれていますね。

失敗したから→ダメなんだ
失敗したから→学んだんだ
このうちどちらを選ぶかで人生が変わってくるということです。ちょっとの差かもしれませんが、毎回、毎回の選択で人生が大きく違ってきてしまうでしょう。

どちらの前提で生きたらいいのか?それは今の選択とは違う選択をすることです。失敗したからダメなんだという考えを捨てて、失敗したから学んだんだ、という選択をするということです。

これは一気にできることではありませんが、失敗したときにダメではなくて学んだという考えを少しずつ取り入れていきましょう。

そうやっていくうちに一人さんのようにどんなことが起こってみても「学び」という考えができるようになるでしょう。
負けたこと、失敗したことから学ぶことは非常に多く、だから人生には失敗が多いのだそうです。確かに失敗をしたほうが今後気を付けたりとか、同じ間違いをしないように気を引き締めることができますよね。
確かにそうですが、さすがに大きな失敗をしてしまったときには落ち込むこともあるでしょう。それも人間だから当然と言えば当然でしょう。
これに対してひとりさんは大きな失敗は笑って話せるようになるといいと教えてくれています。
例えば、ひとりさんのお弟子さんのなかえみっちゃん先生という女性がいます。みっちゃん先生はとっても恥ずかしが屋で人前にお話しすることが苦手な心優しい女性です。みっちゃん先生があるパーティーで乾杯の発声をすることになりました。

しかしみっちゃん先生はあがり症なのでなんとグラスを持たないで「かんぱーい!」と発声してしまったのです。みっちゃん先生はこれを思い出すたびに顔から火が出るほどはずかしいと言いましたが、ひとりさんはそれは違うよっと教えてくれたそうです。

「そういうときはお腹がねじれるほどおかしかった」
というといいよって。

人生では過去に起きたことは変えられません。でも過去に起こったことへの思いは変えることができます。みっちゃん先生のこの事件も同じです。恥ずかしいという思いから笑っちゃうほどおかしいと思いを変えることによって、楽しかった事件に変わります。いい思い出になります。
あなたの過去の失敗も
「あれがなかったら、今頃はもっとよくなっていたのに」
と思うよりも
「とてもいい体験をさせてもらった。いい学びをした」
と思えば、過去の体験はよい思い出になります。
そうやって積み重ねていくと人生はどんなことが起こっても怖くないですよね。
こうやって思いを変えていくと、いつしかそれが成功への道になっているものです。
人間は結局、波動。どのような思いをしているかで人生で起こることが変わってきちゃうものなんですね。

 - ひとりさんの教え