斉藤ひとりさんのどんな時でも幸せになれる話
今回は、斉藤ひとりさんのどんな時でも幸せになれる話です
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ライフハックな仕事術もいいけれど、幸せになるための創意工夫がもっと大切です。
ひとりさんの精神的なお話は、仕事(あきない)にも通じます。
魂の成長なくして、仕事の成功もありえません。まず自分が幸せになることが仕事で成功する秘訣なんです。
はい!ひとりさんの独り言。
ホントにコレ、オマケです。
このテープを聞いた人にだけね、特別のお話ですよ。
実のこというとですね、私のお弟子さんたちというのは、もともとはですね仕事のお弟子さんじゃないんです。
精神的な話のお弟子さんなんです。
さっき言ってた完璧の話とか人相の話とか運勢の話とか、そういうのを聞いてた人なんです。
で、そういう人たちに精神的な話をしたときに、実は仕事も全く同じだよ、っていう話をしたんです。
どういうふうに同じなんですか、って言ったときに、こういうことなんです。
たとえば、まあ駅で蕎麦を食べてると、駅そばを立ってこう喰ってるとしますよね?
これが、まあよくわかんないけど、300円だとか、そういう話として、知らない人がそれを見たときに、ずいぶん貧しそうな生活してるなーとか。
ね?あー、今日はあの人ラーメンか、納豆定食か、っていうのありますよね?
で、一例なんですけど、たとえば私も、そういうようなものをよく食べてる。
そのときに、必ず、自分今日は寿司にしようかなと、カツ丼にしようかなとか、スパゲティがいいかなとか、でも今日はラーメン喰いたいなあとか。
で、いろいろ考えた挙句の、納豆定食なんですよね。
いや、ホントに納豆が喰いたいときもあるんですよ。
そうするとそれは、いろんなものを蹴って納豆定食にしたんで、豪華なんです。
豪華なの。
で、ここが問題なんだけれど、納豆定食だからわびしいんじゃないんですよ。
納豆はおいしいんですよ。
じゃ、フランス料理。フランス料理?あんなもん、なんていっちゃいけないんです。
フランス料理食ってるときはフランス料理がおいしいんです。
わかりますよね?
だから人間っていうのは、いろんなものを食べたときに、納豆喰いながらフランス料理喰いたいな、というと急にわびしくなる(笑)
納豆のときは納豆美味しいな!
そこで幸せになるんです。
で、幸せとは、その場でどういうふうに幸せになれるか。
で、幸せというのは、ある程度の『頭と努力』がないと、なれないんですよ。
不幸は来るんです。
ほっておいても、なまけものでも不幸は来るんだよ?
嫌なことは来るんですよ。
頭ってのは、嫌なことを勝手に考えるようになってる。
だけど、幸せは、ある程度の『頭と努力』が要るんですよ。
で、その場で、今すぐ幸せになる。
そうすると、例えば「人間はもっと幸せになれるぞ、もっと幸せになれるぞ」っていうと、どういう風にして幸せになんですか?って言ったとき、最初はもう、花園のデカイ花園かなんか見なきゃ、ぅわぁ、素晴らしく綺麗だ、って。
で、素晴らしく綺麗だ、はいいんだけど、そんな花園なんか、一生のうち何回見れるんですか?
それよりも、「今日桜が咲いてて綺麗でさ」
で、もっと達人になってくると、「道路にさ、今日たんぽぽが咲いてて、あんなとこたんぽぽ、綺麗だよね」
人の気がつかないことに気が付きだす。
そうすっと、「俺って、足があって幸せだよな」って。
それを、気がつかない奴、「なんで、俺の足は短いんだろう」とか、そんなことはどうでもいいんだよ(笑)
幸せというのは、気がつき出すと、人の気がつかない「手が有って幸せ、目が有って幸せ、目ぇ開いて幸せ、開かないやつもいたんだなぁ今日……」とか。そのままご臨終なったやついっぱいいるんだよ。
それが、「今日も、目ぇ開いた」とか、要は人が気がつかないことに、どんどん気がつくんだよ。
だから、もっと細かいこと、もっと細かいことに気がつくんだよ。
で、幸せなんだよ。
で、幸せっていうのはある程度努力して、『頭と努力』があって初めて、幸せになるんだよ。
そうすると、どんな環境であろうが、納豆食ってようが、ご飯に塩かけて食ってようが、「ありがてぇな、ホントに幸せだな」って。
それ、「太っちゃって、ヤんなっちゃうの」って、太るほどメシ喰えたんだから幸せなの。
それで幸せで、「じゃ、あたしそろそろダイエットしようかしら」って、それならいいんだよ。
太ってることを不幸みたくいうけど、メシ喰えないで餓死して死んでるやつは、世の中にいっぱいいるんだよ?
ナニ馬鹿なこと言ってんだと。そこを考えなきゃいけないんだよ。
そういうことを考えると、太ってても幸せ、痩せてても幸せなの。
なんでも幸せ。
こうやって、なにやっても幸せと思うということは、『努力』なんだよ。
『努力と頭』なんだよ。
その『努力と頭』を、ずーっと続けられる人だったら、仕事だって、今来たらどんなんだって……
お客さん、商売始めて、ここをこうやって改良して笑顔で、ね?で、今を幸せと思ってこうやって一所懸命やれるんだよ。
すと、不況が来るんだよ。
じゃ、不況が来たらどうやったらね、お客さんに喜ばれて、儲かる会社が出来るんだろうか、って。
要するに、精神的にどんな時にも幸せになろうって気持ちがあったら、どんな不況の時にだって、お客に喜ばれる会社なんか出来るんだよ。だから、仕事も精神的なものも、私は、「同じだよ」って。
だからその通りにやってご覧って、そしたら皆がついて来て幸せになれたんだよね?
だから、「え?精神的なことをやってた人が、仕事をやって上手く行くんですか?」って、行くに決まってんだよ。
どんな時でも幸せになれるっていう『努力と智慧』が出せる人間だったら、どんな不況が来たって、幸せになってお客に喜ばれて、売れる会社だって出来るんだよ。
だから全く同じことなの。
ね?
始めたときゃ上手くいかない、だけどそれをを改良してけばいいんだよね。
次々、明るく明るく改良する、いつも笑顔でいるんだよ。
それで勢いをつけるんだよ。
それで、小さいことにまで感謝していく。
で、これってどこで使うんですか?って、ある程度の『頭と愛情』があってやってんだよ。
それさえ出来れば、仕事だってなんだって上手く行くんだよ。
怠けてんじゃないよ!いつまで。
怠けてて来るのは不幸だけだよ?
あんたずーっと待ってたって、人間の脳ってのは、幸せを考えなきゃ、幸せにはなんないんだよ?
ただボーっとしてっと、心配ごとばっかりするようになってんの。
なぜかっていうと、心配をしないと怪我しちゃったりなんかするようになってんだよ。
だから人間の脳が、放っとくと、心配するようになってんの。
だからそれを、切り替えてかなきゃいけない。
その為に人間は、考えるように脳をつけてくれてんの。
それを、さらに否定的なことを言う。
「ついついね、悪いことばっかし考えちゃって……」
って、あんたは、何も考えてないから悪いほうにいっちゃうんだよ。
考えてない時に、悪いほうに行くんだよ?
それをさも考えてるように思ってる。
悩んでるの、悩んでるのは考えてんじゃないの。
放っときゃそうなるの。
それを、「そうだ、改良しよう」
人間て、不完璧なんだよ、完璧なのは神なんだから。
だから、やってみて改良しようよ。
人らか好かれる笑顔になろうよ。
笑顔になって、ダラダラやってるより、テキパキやろうよ。
そしたら運勢が良くなるじゃないか。
で、こんだけの事が出来たら、精神も仕事も全く同じだよ。
「え?精神的なことから仕事に入って、珍しいですね」
って、珍しくはないよ。
なんのことはないよ、って。
で、これが、私が、このテープを聞いてくれた人に、最後の最後のオマケの話なの。
以上で、終わりま~す。
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