「よくトラブルに巻き込まれるんです」という相談を受けました
先日、「よくトラブルに巻き込まれるんです」という相談を受けました。
しかし、「トラブル」という考え方が、「トラブル」を引き寄せているのです。
一人さんがこう言っています。
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ホントに困ったことって起きないんです。
たまに困ってる人がいるんですけど、
困ってるんじゃないんです。
学んでるんです。
人間っていうのは、本当に、困んないと、学ばないんです。
だから、困ってから学んでも遅くないんです。
親は子供のに困らせたくないから、あれも覚えなさい、これも覚えなさい
っていうけど、
本当は、困ってから学んでも遅くないんです。
人は個性がいっぱいあるから、何に困るかわからない。
だから困ってから……、
たとえば、落ちぶれたときにはじめて
お金のありがみが、わかるんです。
お金のありがたみを、いくら親が教ても、わからないんです。
「お金より友情の方が大切だ」とかって、いう人いるんだけど、
別にお金があったって友情は出来るんだよね?
私も、学校の先生がね、
「斎藤お前、英語ぐらい出来ないと困るぞ」つったけど、
私、未だに困ってないから、英語は勉強しないんです。
ただ、ガイジンの彼女でもできたらぁ、それはまた……(笑)
人間困ればねぇ、
話が通じなければ困るから、なんか勉強しますよね?
人間っていうのは、
困ってるって思うと、相手がかわいそうですから、
あ、この人はいま一生懸命学んでるんだな
って、そういふうに見てあげて欲しいんです。
CD『困ったことは起こらない!』
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つまり、困っているのではなく、学んでいるのです。
ひとつの出来事でも、「困った」とみるか「学んだ」とみるかによって
大きく違います。
「困った」「困った」と言っていると
「困った事象」を引き寄せてくるんです。
「困った事象」が発生した時に、いかに
「学んでいるんだ」ととらえられるかによって
全然見方が変わるのです。
実際にあった相談で、このようなお話しをすると
「難しいです」と言われていました。
それは難しいと思います。
簡単なことでしたら、誰でもできます。
誰でもできないような難しいことですから、価値があるのです。
価値あることをやるから人生を変えられるのです。
「困った」ことがあったときに、「困ったとおもってはダメ、学んだにしないと」と
思っただけでも進歩です。
それを繰り返していくうちに、徐々に「困った」を
「学んでいる」に切り替えることができるようになっていくのです。