銀座まるかん名誉師範が選ぶ『斉藤一人さんの言葉』

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斉藤ひとりさんの素直に生きる話

   

今回は、斉藤ひとりさんの素直に生きる話です

2018年3月

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みんなは、いま自分の心の中を見直してみたときに、何か「ガマンしていること」ってあるのかな?

もしあったらね……、そのガマンって、できるだけ早くやめた方がいいよ。

なぜなら、心の中で、何かをおさえているってことは、同時に「成功のエネルギー」もおさえていることになるんです。

自分の中に沸いてくる「成功のエネルギー」っていうのはね、実は「欲望」と深く結びついているんです。

「もっとお金がほしい!」「もっとモテたい!」「セックスしたい!」「あのブランドの新作バッグがどうしてもほしい!」……そういうふうに、いろんな「欲望」をガマンできない人は、なんとしてもそれを手にいれようとするの。

「オレは絶対、あれを手にいれるぞ!」って強く強く思ったときに……、自分の中から膨大な「成功のエネルギー」が沸いてくるんです。

「成功のエネルギー」っていうのはね、車で言うとガソリンみたいなもの。ガソリンをいれるから、車がブンブン走れるように、「成功のエネルギー」が沸いてくるから、いろいろ行動したり、あれこれ工夫したり、ちょっとやそっとのことであきらめない「ねばり強さ」が生まれるんです。

実はね……、成功者になる人の特徴は、自分の「欲望」に対して「ガマンができない人」。欲しいものがあると、それをなんとしてでも手にいれようとするから、「成功のエネルギー」が次から次へと沸いてくるんです。

言ってみれば、心にガマンを貯めないで、スカッと生きている人が、「大きな成功」をつかみやすいんだよね。

それからね、「ガマン」っていうのは、「欲しいもの」をガマンすることだけじゃないんです。

上司に言いたいことがあるのに、言わないでガマンしている人。パートナーに言いたいことがあるのに、言えないでガマンしている人。ホントにしたいことがあるのに、それを周りの人に言えないでいる人。

そういうふうに「言いたいことをガマンしている人」も、「成功のエネルギー」が使えなくなってしまいます。

なぜなら、「言いたいこと」をおさえていると、あなたのエネルギーの大半を「言いたい思いをおさえること」に使ってしまうんです。

だから、「仕事」では、ほんのちょっとしかエネルギーが出なレんだよな。

ステキな魅力があったり、すごい才能を持っていたり、すごく「いい人」なのに……、いまいち成功できない人(売り上げが上がらない人)っているよね。

そういう人は「自分の欲望」をおさえていたり、「言いたいことをガマンすること」で、自分のエネルギーを消耗しちゃっているんだよ。

ガマンにガマンを重ねていると……、その人の心って、だんだんひねくれてくるよね。

例えば、「もっとお金がほしい!」っていう欲望をグっとおさえていると、だんだん、「お金なんて余分にあってもしょうがないじゃないか……」とか、「食べていけるだけでいいじゃないか……」とか、「お金なんてあっても、ろくなことにならない……」とか、そういう「うがった思い」に変わっちゃうんだよね。

これって、イソップ物語の「キツネとぶどうの話」とよく似た現象なんです。

キツネは美味しそうに熟した「ぶどう」を見つけて、一生懸命、それをとろうとしたんだよね。

でも、どうしても手が届かないとわかると、「ふん、どうせ、あれはすっぱいぶどうだよ!」と自分に思い込ませて、ぶどうの木から離れていったんだよね。

「もっとお金がほしい!」とホントは思っているのに、その気持ちをグッとおさえていると、だんだん「お金持ってるヤツなんて、ろくなもんじゃない」って言うようになっちゃうの。それって、ぶどうがとれないキツネと一緒だよ。自分が「お金持ち」になれないことへの「負け惜しみ」なんだよな。

この「負け惜しみ人生」をやめるには……、もっと自分の「欲望」や、自分の「思い」に正直になること。

まずは、自分がガマンしていることをひとつやめて、自分が本当にしたいことをひとつやってみてごらん。

それを毎日繰り返していけば、あなたの心はどんどん晴れていくから。

心がスカッとしてくるんだよ。

そうなったとき、あなたの中から、あふれるような「成功のエネルギー」がわいてくるんです。

みんな、自分の心にそって、スカッと生きようね。

今回の話は以上です。ありがとうございました。
ひとり。
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