銀座まるかん名誉師範が選ぶ『斉藤一人さんの言葉』

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一人さん流、賢く生きるには

   

一人さん流の賢く生きていく方法です

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あの、人生で必要なのは、”賢く生きる”ということなんです。
なんか賢く生きるっていうとこう、ズルく生きるような、そういう捉え方ってあるんだけど、
そういう捉え方はしないでくださいこの話においては。

で、「賢い」と「頭がいい」とは、違うんだけど似てるんです。
例えば、賢く生きなさいよっていうと、いや自分はもう頭良くないしとか、
学生時代は頭良くなかったからって言って、諦めちゃう人がいるんだけど。
そういう事ではないんです。

あのー、例えばですよ?
学校で方程式いっぱいやります。でも、その方程式ってほとんど、社会に出て使えませんよね?
だから別にコレはそんな学校用で使わないんだ。
別に家で電気計算機があるから計算機で、だいたい計算機でちょんちょんちょんってやる程度の数学しか我々は使わないんです。
だから、電気計算機でちょんちょんちょんって出来ればいいんで、
「方程式ができなかったから俺は頭が悪いんだ」って、思っちゃうのが賢くないんです。

わかりますか?

それであのー、よくお金持ちになりたいって人がいるんですけど。
サラリーマンの人で、例えばお金持ちになりたいんですって言われても、
サラリーマンの人ってお給料が決まってるから、サイドビジネスするとかそういうことしか無いんです。
で、サイドビジネスとか禁止されてる会社もあるからね。
だから、株をやるとか。例えばの話ですよ?
で、株をやるってことは、簡単な話、あなたが一億円得するとだれかが1億円損してるんです。
だって株屋さんがお金くれるわけじゃないからね?
わかる?
株屋さんが手数料取ってるんだとしたら、もう少し損してる人がいるんです。
ただそれだけなんです。
それで、みんなよりも、少し賢ければ…あ、株の話ですよ?
株をやってる人みんなより、少し賢ければいいんです。
だから、賢くなるために本読むとか、要は賢くなければダメなんです。
で、商売でもお金が儲かってる人っていうのは、賢いんです。
別に、学生時代成績が良かったとかそいうんじゃないんです。

なんでかって言うと、根本的に違うのは、学生時代って人のを見たら怒られる。
なんでも自分で頑張んなさいって言うけど、
社会にでると、例えば、繁盛…繁盛店の社長の特徴は四六時中だいたい家に、お店に居ない人が多いんです。
しょっちゅう見て歩いてるんです。
はるか言うと海外視察まで行く。いろんなとこ見て回るんです。
それで面白いのは、繁盛店の社長の方が本来忙しいんです。
ところが時間の使い方を、見て歩くことがものすごく大切だという形で時間をプログラムを組んでるんです。

ところが、儲かってない人の特徴っていうのは、必ず…
うちあたり、私たちも仕事教えることがあるんだけど、
例えば勉強会しようがなにしようが、特徴はたった一つなんです。
勉強会にも出てこない、なんにもしない。
なぜですか?っていうと、「時間がないんです」っていうの。

あの、儲かってない人の特徴は、必ず「時間がない」っていうんです。
で、「何してんですか?」って聞くと、きっと売れてないお店にじーっと居るのかも分かんないし。
で、面白いのは、売れてない人って、あの、お店の中ホコリだらけの人いっぱいいるんです。
お店が汚かったらお客さん来てくれないとか。
自分がアイデアがばんばん出るんだったら、それはそれで賢いんです。
でも、アイデアも出ないのに、良いところ見に行こうともしないんだとしたら、
それは賢くないんです。

誰でも金持ちになる必要はないんだよ?っていう話なんです。
私は誰でもお金持ちになる必要はないよって。
だって、食べて行けて、服着て、ある程度の普通の生活ができてればそれで充分だよねって。
誰でもお金持ちになる必要はないよって。
で、私はそういうのには向かないから、今の生活で満足なんですっていうのも賢い生き方なんです。

『賢く生きる』
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