銀座まるかん名誉師範が選ぶ『斉藤一人さんの言葉』

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初めて斎藤一人さん(ひとりさん)に会って、これほど愛深い人はいないと気付く

   

平成16年(2004年)、平成17年(2005年)ごろは、千葉の直営店に
通っていました。
お店に行くのが楽しみで、用事を見つけてはお店に行っていました。
ついてる神社というのが、今は新小岩の商店街の中にありますが、
当時は、砂町商店街の中にありました。
行ってみたいという気持ちはありますが、なんだか怖くて行けなくて
そのままになっていました。
 
でも不思議と
「ひとりさんとは、一番良いタイミングで出会う」
と思っていました。今思うと確信に近いものを持っていました。
その間、千葉地区で開催してくれる寺子屋に参加させてもらったり、
千葉のお店で、キラキラのアクセサリーを買ったりしていました。
 
キラキラのアクセの話をします。
銀座まるかんの商品としては、キラキラのアクセはないのですが、
小俣和美さんが、卸値で買ったものをお店に出してくれていました。
だから、他のお店で買うよりもとても安い価格で、キラキラのアクセ
も購入できました。
 
和美さんはそういう配慮がとてもできる人でした。
それは、私は、レディさんになったときにもすごく感じました。
この話は、また別の機会にします。
 
 
それで、お店では
「ひとりさんに会ってみたい。会ってみたい。」
と言い続けていました。
そうして、ひとりさんとお弟子さんたちが出る講演会が決まりました。
真っ先にお店の人が私に連絡をくれて、行くことになりました。
場所は、新小岩の江戸川区総合文化センター。
 
今では、2ヵ月に1度、ひとりさんが出られる勉強会の会場として
使われているところです。
 
当日は、お店の人とお店で待ち合わせて、ワイワイと行きました。
早く行って前の方に席を取りました。
他のお客さんと席でお話をしていたら、どこかに行かれていた
お店の人が私達を呼んでくれて
「いま廊下に大社長(ひとりさん)が来てるよ」
と教えてくれました。
急いでいくと、ひとりさんは、一人で廊下に出ていて、周りに
たくさんの人がいました。
私も輪のなかに入って、握手してもらいました。ひとりさんは
はずかしそうに照れながら、握手をしてくれました。
 
想像していたよりも、背は低く、顔だって俳優さん並みでは
ありません。でも、その笑顔にはひきつけられるものがありました。
また、お店さんが良く言っていた言葉を思い出しました。
「ひとりさんが来ると、そこだけ空気が違うからわかるんだよ」
 
まさしく、ひとりさんの周りの空気は違うものでした。
それがオーラというものなんだと思います。
それだけ、周りの人が感じるのですから、大きなオーラなんだと
思います。
また、不思議なことに私には、ひとりさんの頭の上あたりに
キラキラと星が見えました。
 
「凄い人に出会ってしまった」
感動で、胸が震えました。
 
その後に、講演がはじまり、それぞれの社長たちが15分くらい
話をして、最後にひとりさんのお話でした。
 
あとになって思いますが、その会は、小俣さん家族の誰かが
本を書いた出版記念の講演会だったのではないかと思います。
小俣和美さんには、小俣貫太さん、小俣治郎さんという息子が
います。
たぶん、小俣貫太さんの出版記念だったのではないかと思います。
 
このときには、貫太さんは、社長を治郎さんに譲っていたと
思います。
貫太さんは、
「まるかんの商品を売るのが、好きなんです。」
と熱く語っていました。社長業よりも、個人商店でまるかんを
売っているほうが好きなようでした。
 
小俣和美さん以外の、他の社長にも初めて会いました。
会社組織で働いている私から見ると、社長たちはみんな好きな
格好をしていました。
ジーンズをはいている人、帽子をかぶっている人、ピチピチの
Tシャツを着ている人など・・・
会社組織で働いていると、人前に出るときには、必ずスーツ
着用ですよね!?
ジーンズで会社に行くことさえ、NGなのに、人前で話をする
のに、ジーンズってなに!?
という、衝撃を受けました。
 
今、私は個人事業主になり、銀座まるかんの特約店です。
特約店の集まりに参加すると、みんな好きな格好をして、
オシャレを楽しんでいます。
しかし、この当時には、それがオシャレとは思えなく、場違い
としは思えませんでした。
(この10年間に私の常識も変わりました。今はまるかん流が
ステキと思えるようにまでなりました(笑))
 
 
最後の衝撃は、帰るときにあったことです。
会場を出て、新小岩駅に向かうときに、お店の人が
「こっちのほうが近道だから・・・」
と裏道を通りました。
そうしたら、駐車場に向かう集団が現れて・・・
そうなんです、ひとりさんとお弟子さんたちでした。
 
私達はみんなで手を振りました。
そうしたら、ひとりさんと社長たちが手を振り返してくれました。
うれしくなって、私はずっと手を振っていました。
その中で、社長さんたちも一通り手を振り終わり、私たちの
仲間も手を振り終わったのですが、
私は、ひとりさんに出会えた嬉しさから、一人でずっと手を
振っていました。
 
そうしたら、私が手を振っているあいだ中、ひとりさんだけは
手を振り返してくれていました。
まだ、手を振っても、ひとりさんは手を振り返してくれて
いました。
さすがに、私も気がつき
「このまま私が手を振り続けてしまうと、ひとりさんも
ずっと私のほうを見て手を振り続けてくれる。
それは申し訳ない」
そう思って、手を振るのをやめました。私がやめると、
ひとりさんもやめました。
 
この時に、
「なんという人だろう。私はこの人についていきたい」
と思いました。
こんなことが出来る人って他にいますか!?
例はよくないかもしれませんが、こんなことをされるのは、
今の天皇陛下と皇后陛下くらです。
そのくらい、相手のことを思って行動されるひとりさんの
虜になりました。
「これほど、愛深く目の前の人を大切にしてくれる人はいない、
私の師匠はひとりさんかもしれない」
そう思った出来事でした。

 - ひとりさんのこと, 私とひとりさん