銀座まるかん名誉師範が選ぶ『斉藤一人さんの言葉』

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斉藤ひとりさんの微笑みについての話

   

今回は、斉藤ひとりさんの微笑みについての話です

2017年11月

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ひとりさんて機嫌(気元)いいですよねって、俺、気元がいいんです。
それでね、いつも幸せなんです。
幸せってね、不幸とは感情なんです。
不幸とは湧き上がるものなんです。

自分は不幸なことばっかり考えちゃうって言うけど、考えてないから不幸になるんです。
人間ていうのは不幸なことを考えるようにできてるんです。
なぜかって言うと、これから冬が来ると、「冬が来たら大変だ」とか、「食料が無くなったら大変だ」とか、不幸を考えるようにできているんです。
幸せとは意志なの。
わかるかな。

幸せっていうのは、どうしても幸せな方にもっていくの。
今日も御飯が食えて幸せだなとか、朝起きて幸せだなとかね、意志でもっていくの。
だから、意志とはね、人間の舵なの。
舵って船のね。
山火事の火事じゃないよ。
面舵取り舵の舵なの。
俺たちには舵が付いてるの。
感情的に生きるのが人間らしいっていうけど、猿でも何でも感情的に生きてんだよ。
人間だけが意志があるんだよ。

人は上気元で生きるの。
今日はすごく美味しかったの。
でも俺、とんでもないマズい料理が出てきても上気元なの。
そんなことで気元を崩しちゃいけないの。
だから、日本中からひとりさんに会いに来る人がいるんだけど、今日気元が悪かったり明日気元が悪かったりしたら、周りにいる人が大変なの。
ひとりさんと会って気元が悪いの見た人いないの。
だから、いつでもどこでもみんなが会いに来てくれるの。
嫌なことがあっても気元良くしてる修行なの。

この修行やるとスゴい楽しいの。
この世の中の最高のボランティアとは、気元良くしてることなの。
気元の悪いやつが居ると、周りが気を使うの。
自分の気元は自分でとるの。
人に気元とらしちゃダメなの。
自分の気元くらい自分でとって生きていくの。

上気元と中気元と不気元があるの。
不気元なやつには不気元な出来事がしょっちゅう起きるの。
普通にしていていいことありませんか、っていうけど、普通のやつには普通のことしか起きないんだよ。
わかるかい。

幸せっていうのは、与えられた幸せは全部逃げて行くの。
全部裏切るんだよ。
人から与えられるもんじゃないんだよ、幸せっていうのは。

うちの姉さんがね、この前まで不幸だったの。
二言目にはね、私はいいからお前が幸せになりな、って言うんだよ。
饅頭を分けてんじゃないんだよ。
幸せとは物じゃないんだよ。

幸せとは、その人が気づいて感じるものなんだよ。
中にはね、ひとりさんみたいに大金持ちになってるから幸せなんですか、って幸せだから金持ちになったんだよ。
俺は金が無いときから、ずうっとこうやって生きてきたんだよ。
幸せとは饅頭を分けてるんじゃないんだよ。
自分が幸せだと思うことなの。

俺は病気してても幸せなの。
ホントに俺の病室だけ看護婦さんがうつもいっぱいでハーレムのようだったの。
看護婦さんだと思っちゃだめなの、コスプレだと思わなきゃだめなの。
人間ってね、どんな風に思ってもいいけど、自分の気元を上気元にもっていくの。

これができないと周りが迷惑するんだよって。
周りに迷惑かけるっていうのは、ここへ嫌なヤツが来てブスッとしてると、あれ?怒り出すんじゃないか?って、不幸は移るんだよ。

あなたが不幸の種を蒔いたら、麦を蒔きゃ麦を刈り取る時が絶対来るんだよ。
ジャガイモを蒔いたらジャガイモが絶対に出てくるんだよ。
上気元をいつも蒔いてる人間には上気元なことが起きるんだよ。
これを上気元の奇跡って言うんだよ。
だから俺は上気元の奇跡はいつも起きるんだよ。

俺は、この神崎も通ってただけなんだよ。
それが今日もこうやってね忘年会に呼んでもらって、何で俺がここで話をしてるんだってことになるんだけど、でもこれもね、神崎で俺がね、怒ったような顔、悲しいような顔してたらきっと声がかかんなかったと思うの。
いつも上気元でいたからね、こういう奇跡が起きたんだと思うんだよね。
だから上気元に持っていく舵を持っているんだよね。

ともかく朝目覚めたら、目が覚めたんだよ。
目が覚めなかったヤツがいっぱいいるんだよ。
そのまま死んじゃったヤツが何人もいるんだよ。
目が覚めたら幸せなの。
御飯食えたら幸せなの。

いいかい、物を食うとき黙って食ったらただの朝飯なの。
美味しいね、って言ったら美味しい朝飯になるの。
それを言霊っていうの。
幸せっていうのは、黙ってちゃダメなの。
幸せだねぇ、って言うの。
言葉に付いて来るの。
人はね笑顔になれば、心が緩んで幸せになるの。

だから微笑めばいいの。
不幸なヤツは微笑みが足りないんだよ。
楽しいから笑うんじゃないんだよ、笑うから人は楽しくなるんだよ。
ホントにそうなんだよ。
だから、笑いながら悲しむことはできないんだよ。
あのね、こうやってわざとアクビをすると、アクビって出るんだよ。
アクビをすれば内臓が緩むようになっているの。

人は笑顔にして愛のある天国言葉をしゃべれば幸せになるようにできているの。
神様は舵も何もくれてるの。
ハンドルもあるの。
顔の筋肉は自分で動かせるの。
笑顔にできるの。
で、笑顔になるから楽しいことを考えだすの。
何かを変えればいいんだよ。

般若心経は、この世の全てのものには構成要素がある。
缶コーヒーってのは缶と水と珈琲豆と砂糖とミルクなんだよ。
あれから缶を取ったら缶コーヒーじゃないんだよ。
暗い事を考え、暗そうな顔をし、暗い発言をしてるんだよ。
何か一個やめればいいんだよ。

俺たち、ひとりさん仲間は、上気元の修行をしてるの。
滝に打たれるのも修行、座禅も修行なんだよ。
でも、どんな修行よりもいいのは、上気元でいる修行なんだよ。
滝に打たれて悟り開いたって言っても、悟り開いてどうすんの?不気元で生きるの?ブスッとしてんの?結局、上気元に生きるんだよ。
悟りとはね、上気元に生きるということなの。

最高の上気元で生きる修行なの。
俺たち旅館に行くと、一枚で十枚かけたくらい重い布団が出てくることがあるの。
そうすると、どっちが重いかとかって競争するの。
布団が重いぐらいで上気元を崩しちゃいけないの。
戦いなの。

で、それを俺は修行だと思って生きているの。
だから、毎日上気元で生きることが俺の修行なの。
で、ちょっとそっとのことじゃあ、俺の上気元は崩れないの。
で、みんなももし、やる気があったら、今日から上気元の修行をやってみるとね、本当に楽しい。
上気元で生きるようになると、勿体なくて不気元でいられないの。
勿体無いんだよ、1時間が勿体無いんだよ、1日が勿体無いの。

黙っていたら上気元なんか一年のうち1日しかないんだよ。
意図的にやりぁ、毎日上気元なんだよ。
一年で十年分も二十年分も楽しいんだよ。
不気元な人生なんて嫌だよ。
上気元でいれば奇跡が起きるんだよ。
上気元な人がここの店に入って来ただけで、ウェイターさんから何から全部が上気元にだんだんだんだんなってくるんだよ。

不気元な人間がいるだけで不気元になってくるんだよ。
あなたは何を発信してますか?どうせなら、上気元を蒔いて、上気元を刈り取ろうよ。
上気元の実がなるから。

今日も私は上気元です。

どうもありがとう。
『すべてがうまくいく上気元の魔法』より
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