銀座まるかん名誉師範が選ぶ『斉藤一人さんの言葉』

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個性の話

   

「個性出してはいけないよ」っていう人がいますが
実はそういっている人が間違っているんですよね。

個性について、一人さんがこう書いています。

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今日はですね、個性というものをちょっと勘違いしてる人が多いんで
個性について話をしたいと思います。

えー、よくあの、「あなた、個性がないよ」とか「あなたもうちょっと個性出した方がいいよ」っていう人がいるんだけど、それはちょっと違うんです。
なんでかって言うと、その人がこう…地味な人がいる、あまり主張しない人がいるとすると、そういう人はあまり自分を主張しないという個性なんです。
で、個性は充分に出ているのに、「あなた個性がないよ」って言われても
個性は出てるんです。そういう個性なんです。

だから、例えばあの、相手がね、「私個性を変えたいんだ」っていうんだったら
それは分かるんです。
でも個性がないって言われちゃうと、じゅうぶん個性出してるしさ。

例えば伊藤さんっていう人がいて
「伊藤さんあなた、すこし個性変えたほうがいいよ」って。
でも伊藤さんって分かったんだよね?
大勢いっぱいいる中からあなた伊藤さんって分かったんだよね?って。
その「分かる」と言うことが個性なんだよね。
だから、顔立ちだろうが服装だろうが、ちゃんとその人ってわかったということは十分個性がでてるんだ。

相手の個性を尊重するって言うことは、「あなた良くないよ」とかっていうのは、
言っている人の個性を押し付けてるんだよね?
あなたが個性と認めてないものは、個性じゃないと思ってるんだよね。
でもそれってすごく傲慢な話だよね?
だから、相手は充分個性がある人なんだよって。

CD『個性の話』
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個性を出すのがよくないのではなく、
自分の個性の概念を、人に押し付けるのが
よくないんですよね

 - 一人論