「自分は正しい」は争いを起こす
74年前の今日、1941年12月8日の真珠湾攻撃が発端で
日本の大東亜戦争が開戦いたしました。
その後1945年まで戦争が行われるのですが、
戦争が終了してからも、世界各地で戦争はおき
今現在でも、近くの北朝鮮で戦争が始まろうとしています。
戦争をしていない時は「戦争のない平和な世界を」と言っているのですが
何故戦争は起こるのでしょうか?
これは戦争だけではないのです。
日常に起こる争い事全般にも言える事なんです。
誰でも争い事には巻き込まれたくないと思いますよね
しかし、何故か巻き込まれてしまいますよね。
何故でしょうか?
実は、誰でもよくある考え方のひとつで
争いごとに巻きこまれやすい考え方があるんです。
それは「自分は正しい」なんです。
争いごとの原点は、お互いが「自分は正しい」を主張することなんですね。
戦争などの、国と国での争いになると
領土においてお互いが「この領土はうちの国のものだ」と「自分は正しい」と主張しあうことにより
戦争が起こります。
例えば北朝鮮問題も、アメリカは「核を持っていい国は決められているから北朝鮮はもつな」と
アメリカなりの正しい主張をして、北朝鮮も「アメリカが核を持っているなら、俺たちにも核を持たせて交渉させろ」と
北朝鮮なりの正しい主張をして、お互いが譲らないから、北朝鮮情勢も戦争目前まできているんですね。
日常起こる争い事も同じです。
通勤途中にぶつかってきた人が来て
「お前がぶつかってきたんだろ」ってお互いが正しい主張をぶつけてまげないから
争いになるんですよね。
よく、「自分は正しいことを言っている」と主張している人がいますが
それって褒められる話ではないんですよね。
自分は正しいを主張していても、意見の違う正しいを主張する人が現れたら
争いになるだけですから。
もしくは、相手が大人で折れてくれているだけかもしれません。
はたまた、折れたくないけど敵わないから折れただけかもしれません
仮にそうだとしたら、恨まれますよね。
争いの種をふりまいて、恨まれていたら
良い引き寄せなんてできるわけありません。
ですから「自分が正しい」と思う事は必要ですが
あえて主張しない方がいいのです。
そして、「自分が正しい」を主張してくる人がいたら
「そうですね」と軽く流して、距離を置けばいいのです。
だって、「自分は正しい」の主張が自分と違うということは
価値観が違うわけですから、あえて一緒にいる必要はないですよね。
だから、距離を置けばいいのです。
一人さんはこう言っています。
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、「どちらが楽しいんだろう」っていうことを考えたとき、必ず楽しいほうが成功するんです。
宗教戦争も、キリスト教が正しいとか、回教徒が正しいとかっつってると、戦争なっちゃうんです。
キリスト教のほうが楽しいんだとか、回教徒のほうが楽しいんだとか、楽しいやつがふたつ集まっても、
よかったねとか最後にはケンカになんないですから(笑)
どっちが正しい、ってはじめたとき、必ず戦争になります。
『最初で最後の講演会』より
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