銀座まるかん名誉師範が選ぶ『斉藤一人さんの言葉』

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斉藤ひとりさんの「そうだねわかるよ」の話

   

斉藤ひとりさんの「そうだねわかるよ」の話です

2016年11月

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はい、おはようございまーす。

えーとね、いまから「そうだねわかるよ」っていう話をします。

これね、「そうだねわかるよ」ってなんですかっていうと、
えー例えばあの、否定的な人と肯定的な人がいる。
自分に反対意見出す人がいる。

で、そこなんですけれど「それ違うよ」「相手を否定しちゃダメだよ」
何故その人がそういう否定的なことを言うかというと…
そういう人生を歩いてきた。
長年かかってそういう人生を歩んできたから、そう思ってるんです、その当人は。
で、そのことを否定することは今世全部…
それからずーっと来世から再来世、全部否定したことになるんです。

で、自分に反対を言った時。
「それ違うよ」って言う前に、「そうだよね、わかるよ、そう思うよね」
えーなぜかって、そう思ってるんですから相手は。
したらそう思うんですよ。

私がそう思ってるんじゃないですよ?
相手がそう思う、あんたがそう思うのはわかるよっていう意味です。
わかりますか?

で、「そうだよね、わかるよ」っと言ったあとに、
「でもね、俺も実はそうだったんだけどさ、いつまでツイてないと嫌だからね、
なんか斉藤さんって変な人がね、ツイてるツイてるって言いなっつったから、
言ってたら心がウキウキしちゃったんだよ。だからこういうの言ったほうが良いよ」
って言うとしますとね?

そうすると相手は「いや俺はそういうこと言いたくないんだよ」と言ったとすると…

「そうだよね、わかるよ」「実は俺もそうなんだ」

これはなぜかっつと、反対を相手がしてきた時に、
「違うよ」って言うとホントにダメなんですよ。

犯罪っていうのは普通の人間、能力が落ちる人間…
なにかで追い詰められて追い詰められて追いつめられた時、
最後に行く場所が犯罪になっちゃうんです。
わかります?

犯罪が悪いことはわかりきってるんです。
そうすっと「お前ダメじゃないか、泥棒して」とかって、
「白状しろ」とかって言っても、頑としてなかなか白状しないんですよ。

何故なかなか白状しないかっていうと、実は怒られるのはその人慣れてるんです。
小学校の時からずーっと怒られて親にも怒られてっから、
鍛え上がってますからね、なかなかそういうことで白状しないんです。

ところが「わかるよ」って。
「見ててお前ってそんな悪いやつじゃないし、
お前がそう言っちゃったのはわかるよ、そうだよな」
って言ってくれると、どうせ誰かに白状…一生白状しないとは思ってないんだよね。
どうせ白状するなら自分のことわかってくれる人に白状したいって、
犯罪者でも思うんですよ。

だからそれは普通の人間なら尚更のことなんですよ。

だから白状するんだったら「それはそうだよね」
で、白状したっつってホントにホッとした顔になるんですよ。

で、ここで犯罪者の話なんかやっぱちょっと持ち出しちゃいけないんだけど、
あの、普通…朝、私なんかも髭剃るんだけどね。
髭剃るんだからそりゃいいんだよね。
だけど痛いのよ。
痛いから石鹸つけたり、シェービングなんとかってつけたりするの、
クリームみたいのつけて。温めたりいろいろ剃るんですよ。
じゃないと痛くて血が出ちゃうんですよ。

で、それと同じように相手になんか言う時もそうなの。
枕が言葉ある。
それが「それ違うよ」っていうのから「そうだよね、そりゃわかるよ」
「あんたがそうなった気持わかるよ」

で、人間っていうのは自分のことをわかってくれる人を探してるし、
そういう人の意見を聞きたいんです。

だから癖ですから。
紙にでも書いて「そうだよね、それわかるよ」
これを口癖にして、「そうだよね」って言えるようにするんですよ。
そうすると相手もすごく楽だし、こっちも楽になる。
人間関係の円滑油なの。

それがないと、エンジンオイルなしでね、車走らしちゃってるようなもん。
摩擦が起きるんだよ。
だから人に会う度、摩擦起きちゃう。
わかりますよね。

で、「そうだよね」っていうことなんですよ。
それでもう一個、もう一個あるんです。
これが肝心なの。

いくらツイてないって言っても…
ツイてるツイてるって言おうねっつっても、ツイてないと思っちゃう事、
それから人のこと妬んじゃうこと、悪口言っちゃうこと、思っちゃうこと…
自分であるでしょ?

その時に「自分はなんてダメなんだ」
自分を否定したり攻めたりしちゃいけないの。

自分に対しても、
「そうだよなぁ。俺なんか真面目にやってるのにさ、あいつブラブラしててね、
親に外車なんか買ってもらって、大概頭にくるよな。
でも俺たちせっかく魂の勉強したり、そういうことしてるんだから、まぁ許してやろうよ」

その…一旦認めてあげないと、それを抑えつけちゃうと、エネルギーってのはなくならないんですよ。抑えつけるといつか爆発するんですよ。
わかります?

だから相手に対してだけやるんじゃない。
自分に対しても「そうだよなぁ、わかるよ」
自分は立派な人間だと思うことがあるの。
聖人君子だと思うこともあるんですよ、私でもね。

思ってるんだけど、良い女が来りなんかすっと、
良いケツしてるなとか、見ちゃったりするんですよ。
さっきまでの俺はなんなんだろって…
「でもまぁしょうがないよな、わかるよ。やっぱし男だもんな。
でも見るだけにしとこう、触ったら犯罪になっちゃうから」とか。
まぁこんなことなんですよ。

わかりやすいですね、すごくね。

で、いろんな形に自分で応用してください。
人に対しても「そうだよ、わかるよ」
「でもそうだよね」もっと良い意見出す。
自分がなった時も「そうだよな、わかるよ、俺だってそう考えちゃうよ、わかるよ」
自分の心にも「わかったよ」やると、
嘘のようにここに溜まってるの、ふわ~っと消えるんです。

だからこれね、すっごく覚えとくと、すっごく良い方法なの。
人に対しても…
でね、ノイローゼになって死んじゃったりする人いるんだけど、
あんまり虐められ死んじゃう人って半分ぐらいで、
残りの半分以上は自分で自分を苦しめちゃうんです。
勝手にノイローゼになって、よく聞くと些細なことで逝っちゃうんです。
あれ「そうだよな、わかるよ」ってその、「そうだよな、わかるよ」ってこの、
魔法の言葉を知ってると自分も苦しまないですむ。

人間関係って相手だけじゃないの。
自分との人間関係もあるんですよ。
これも苦しみの一つなんです。
で、たった一つ、この言葉をポッと言ってあげることによって、
すごい楽になるんです。

「そうだよね、わかるよ」

って、覚えといてください。

はい、終わりまーす。
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