銀座まるかん名誉師範が選ぶ『斉藤一人さんの言葉』

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一人さんのスコトーマ外し

   

脳科学などの話で、「スコトーマ」という言葉があります。

スコトーマとは心理的盲点のことをいいます。
もともとはギリシャ語で「盲点」を意味する眼科用語が
コーチングで使われるようになり、
「スコトーマを外す」といった使い方をします。

私たちには必ず心理的盲点があります。

例えば、「自分の腕時計を見ないで書いてください」と言われて
記憶を頼りに腕時計を書くと思います。
「では、腕時計を見て、間違っているところをチェックしてください」と
言われて、腕時計を見ながらチェックをします。

そして、もう一度腕時計を隠して、
「では、今何時ですか?」
と聞かれた場合、
実は、わからない人が多いのです。

元々時計を見た理由が、時計の絵のチェックをするためであり
時間を見るためではなかったので、記憶にないんですね。

しかし、時間は視覚には入っているんですが
意識がないだけなんですね。

この、「視覚には入っているけれども気がつかないこと」
これをスコトーマと言います。

固定観念が強いと、このスコトーマが多いんですね。

結局スコトーマが多いと、視野が狭くなってしまうんですね。

人生で成功するには、人と同じことをやっていては
成功は厳しくて、人がやらないことをやっていかないと
いけないんですね。

人がやらないことをやるには、スコトーマが多いと
人がやることしかできないんです。
つまり成功しないんです。

成功するには、スコトーマを外して
視野を広くしていくしかないんですね。

では、このスコトーマを外しかたなんですが
日常生活で当たり前にやっていることを当たり前にやらないことなんですね。

常に、今までと違うことをやるように心がけると
スコトーマって外れてくるんですね。

では、一人さんのスコトーマの外し方です。

一人さんは、托鉢ゲームでこう言っています。
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それでね・・・
いまからショーゲキ的なことを言うからね。
これは賛同する人だけ聞いてくれればいいんだよ。
「ひとりさんが言っているから、やらなきゃいけない・・・」
とか、そういう話じゃないからね。
いまから、ひとりさんが言うことを聞いて
「おもしろいなぁ」と思う人だけやってください。

例えば、あなたが「目標20人」でゲームやろうとするよね。
それで、あなたの周りで、あなたがすすめて18粒を
「喜んで飲んでくれそうな人」
これを【Aランク】とします。
「私はそういうものには興味がないから・・・」とか、
勧めても飲まない人を【Bランク】とします。
それで、あなたがすすめても「飲まない上になんか文句を言いそうな人」
っているよね・・・
そういう人を【Cランク】とします。

<中略>

こういうゲームをする場合、普通はやりやすい
【Aランク】の人からやって、【Bランク】→【Cランク】っていくよね。
それを反対にするの。
まず【Cランク】からやって、【Bランク】→【Aランク】といくんです。
そうすると、その人は、波動が全然違っちゃうんです。
もう「恐れを知らないチャレンジャー」なの。
そのチャレンジャー精神が宿ると「豊かな成功波動」になるんだよね。

『ひとりさん通信』第15刊
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実は、この【Cランク】から攻めていく行動は、
スコトーマを外す行為なんですね。

ですから、一人さんの考えた『托鉢ゲーム』は
スコトーマを外して人生を成功に導くゲームなんですね。

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