銀座まるかん名誉師範が選ぶ『斉藤一人さんの言葉』

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天命に任せて人事を尽くす

   

今回はトラブルについての質問です
斎藤一人さんの考えをベースにこう答えています
と、いう内容です。

質問
仕事で、よくトラブルに巻き込まれます。
私が悪くなくても巻き込まれることが多いのです。
トラブルがあったときの解決方法ってありますか?

回答
斎藤一人さんの言葉で、『天命に任せて人事を尽くす』という言葉があります。

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その時、我々の心構えは、天命に任せるの。
来るものは天命なの。
向こうから来るものって決まってんですよ、やって来るの。

で、これがやって来たら、どんな問題が来ても、自分が出来ること、全力を尽くして。
自分が解決出来ない問題なんて、起きっこないの。
神様が出す問題は、全部自分に出来る問題なの。
だから天命に任せる。
来るのはあんたの勝手だし、いくらでも来なさい、と。
それに対して、うちでは出来るだけのことをする。

『天命に任せて、人事を尽くす』
(天命に任せて人智を尽くす)

その心構えじゃないとやっていけないんです。
時はね、こちらから進むんじゃないんです。
向こうから来るんです。
だから逃げられないです。
便所に隠れても時はやってくるんです。
だから、時を止めることなんて出来ません。
タイムマシンも出来ません。

どんなことをしても、やって来るんです。
その時自分は、どうやって対処するかしかないんです。
で、その事がわからないと、仕事も出来ない、何も出来ない。
怯えて生きるしかないんです。
怯えてたら、来ないんじゃないんですよ?
怯えてようが怖がってようが、来るんです。

だから、来たものと正々堂々と持てるだけの力を持って、闘うしかないんです。
と、言うことなんです。

CD「天命に任せて人事を尽くす」より

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この言葉を聞くと普通は、『人事を尽くして天命を待つ』という故事を連想します。
この意味は、人間の能力でできる限りのことをしたら、あとは焦らずに、
その結果は天の意思に任せるということです。

では、一人さんの言っている 『天命に任せて人事を尽くす』とは、
「目の前に起こる事は天から与えられた事だから、その事に全力をつくす」と
いうことなんですね。
要は、今目の前にある出来事に全力をつくすということなんです。

一人さんの言葉で「仕事は選ぶものじゃないの。仕事がその人を呼ぶの」
と言った言葉があります。
つまり、今自分がやっている目の前の仕事は、仕事が自分を選んだのであって
自分が仕事を選んだわけではないというお話です。
だから、今自分がやっている仕事が天職で、今の仕事を一生懸命を
やることが自分の天職を生きるということを言っているんですね。

よく、「自分の天職を探す」と言って転職活動を頑張っている人をみかけますが
私も自分の経験上言えることは、天職とは経験からしか見つからないということです。

つまり、何でもいいから与えられた仕事に全力をつくしていかないと
結局のところ、天職にはたどり着けないように思います。

ですから、今目の前にある仕事を一生懸命に尽くす。

『天命に任せて人事を尽くす』

仕事の内容にもそうですが、この言葉の意味では
仕事上起こりうるトラブルなども含まれていると思います。

結局のところ、トラブルを乗り越えると
そのトラブルを乗り越えるために要した経験や時間は
自分の経験として蓄積されていきます。

その経験をベースとして、更に上の仕事へと進んでいくわけですから
その経験を得るには、そのトラブルは必須であったということなんです。

つまり、「更に上の仕事するためにはその経験が必要で、
その経験をさせるために、天がトラブルを与えた」となるのです。
ですから、目の前にあるトラブルは、経験を積むために天が与えてくれたと思い
全力で尽くす。

まさしく『天命に任せて人事を尽くす』なのです。

このように発想の転換をすると、目の前のトラブルに対して
ポジティブに対処することができるんですね。

一人さんのが『天国言葉』(「愛してます」「ついてる」「うれしい」「楽しい」
「感謝してます」「しあわせ」「ありがとう」「ゆるします」の8つの言葉)を言いましょう。
『地獄言葉』(「恐れている」「ついてない」「不平不満」「愚痴・泣き言」
「悪口・文句」「心配事」「ゆるせない」)は言うのもよくないし
聞くのもよくないと言っています。

つまり、トラブルが起これば、普通の人は『地獄言葉』を言いたくなります。
そんな時に、『天命に任せて人事を尽くす』を思い出し、
目の前にあるトラブルは、経験を積むために天が与えてくれたと思うことにより
目の前のトラブルも『天国言葉』に変わっていくのです。

こういった発想の転換、そして、今目の前にある仕事を一生懸命に尽くす。

このような小さな積み重ねが、成功して億万長者まで進んでいく一歩だと思います。

また、『生成発展塾in九段下』では、このような一人さんの考えでのお勉強をすることができます。

是非、入塾をお待ちしております。

生成発展塾

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