銀座まるかん名誉師範が選ぶ『斉藤一人さんの言葉』

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天職への転職

      2015/05/07

先日、転職活動をしておられる方が相談にきました。
転職活動に関する相談って、実は多いんですね。

この、転職活動に関する相談を受けた時には
一人さんの「仕事に呼ばれているんだよ」の話を必ずします。

一人さんはこう言っています。

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今から、簡単な、仕事の話をします。
前にも話してるんですけどね、仕事って、
私の向いてる仕事って何でしょう?とか、
天職ってなんでしょう?っていうんだけど、
それはあなたが仕事を選ぶと思ってるから云えることで、
本当は仕事の方に呼ばれるんです。

で、そこであなたは何をするか。
だから、鍛冶屋さんなら鍛冶屋さんの使命がある。
八百屋さんなら八百屋さん、
お百姓さんならお百姓さんの使命があるんだよ?

自分はお百姓だから、いい野菜作るんだとかね、
八百屋さんだったら、お肉ばっかり食べ過ぎてるといけないから、
野菜を作って健康になって欲しいんだと。
本来は使命感がある。

で、使命感があればこそ、今度、こういうお料理いかがですか?とか、
どんな風にして食べさせたいとかっていうね、
使命感があるんだよっていうことなの。

だから、その人間というのは、
使命を持たなきゃいけないよ、っていうことなの。

それで、今、これからやる、塾やなんかで大っきい声出したりとかね、
使命がわかるように、これはうちのものを使ってもらいます。
で、うちのものを使っていってもらうんだけど、
最終的に、自分のところの使命が、もてるようにして、
自分で語れるようにして下さい。

それは、噴きあがるように言えるようになるから、そ
れはもう、何の心配もないからね。
それで、自分が一生懸命、使命を語れるようになってくる。
それで、自分がこの仕事をし、こういう風な目的を持って
歩くんだ、って言って、歩いてった先。
それが神様と約束してた場所、それを『約束の地』

で、この『約束の地』に向かって歩いてるだけで、人は元気で、ものすごく明るくなっちゃう。
幸せになっちゃうのね。

CD『約束の地』
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人は皆、自分で仕事を選んでいるように思っていますので
一人さんの「仕事に選ばれている」の発想は、非常に新鮮な気持ちになります。

最初はあまりよくないと思っていても、その仕事をやってみたら
思った以上に良かったり、
逆に、よい仕事かと思ってやってみたら、実際には
あまり良い仕事ではなかったり・・・

「良い仕事じゃなかったとしても、それは呼ばれているんですか?」
なんて質問を受けますが、その通りなんです。

良い仕事じゃなくて辞めてしまったとしても、
今後仕事をしていくうえで、経験しておいた方がいい仕事でしたので
その仕事にかかわったのですね。

また、転職活動して中々次の職場が決まらなくても
「本当に自分にあった職場、自分の経験上必要な職場が他にあり
その職場にいくために、今回落ちたんだ」と思えばいいのです。

そう考えていくと、失敗なんてないんですね。

結局のところ、「仕事に呼ばれている」という感覚で
転職活動ができるかどうかですね。

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