銀座まるかん名誉師範が選ぶ『斉藤一人さんの言葉』

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判断基準は「正しいより楽しい」

   

最近、こんな質問を受けました。

「人から相談を受けたら、どのように答えればいいのですか?」

一人さんの考え方からすれば、「楽しい方」を選べばいいのです。

一人さんはこう言っています。
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楽しい方がいいんです。
だから、もっと楽しく、もっと楽しく、楽しさをメインにしてかないと、
人生って苦しくなっちゃう。

で、いつか思い出してください。
どうも上手くいかないな、俺はそういえば上手く行ってたときは楽しい方選んでた。
それがある日、立派な人、立派な人ってのアブナイの。
立派な人だと、その人の言うこと聞こうって気になっちゃうの。
あんまり立派な人の意見を聞くと、「正しきがゆえにも正しき」の方に
引きづられちゃうんですよ。
そうすると、人生が上手くいかなくなる。

もし上手く行かなくなったら、俺は最近「ツイてる」って言ってないや、
それから分かれ道に来たときに、またもどっちが正しいかで決めてる、
どっちが楽しいだろう?
正しくて楽しいのがあるんです。正しくて楽しいことです。
で、正しいなんつのは、魂が第三段階だから分かってるんです。

「ツイてる」
これは日常言わなきゃいけないこと。言ってればいいんです。
そして、分かれ道に来たとき、困難にあったとき、何かがあったとき、
楽しい方を選ぶ。
正しいほうを選ぶと、苦労が山のように入ってるの。
それが、ぶわーっと出てきちゃう、だからあけちゃダメよこれ。
これあけるとね、大変なことになっちゃう。

ところが、楽しい方をあけると、成功が待ってるの。
たから私のお弟子さんやなんか、みんな楽しい楽しい、つってついてきた。
それでみんな、現在立派な社長さんになっていられるんです。
苦しいほうあけるなよ、苦しいほうあけたらエライことになるよ。
って、この2つ。
これだけ覚えててくれれば、おそらく困ったことは全く起きないと思います。

で、いくらあの本、私の成功法則の本読んで、困ったことは起きないんだつっても、
「大社長いつも楽しそうですね」
って、楽しい方を選んでるから楽しいんですよ?
それが、苦しいほう行ったら苦しいんですよ?
道は、いつも二つなんです。

ね?
楽しい。仕事は楽しいね。楽しい楽しいってやってるから、成功しちゃうんです。
で、楽しいから仕事って楽だよね?

ところが、仕事が苦しいから楽したいと思うと、5時で帰れるとこ、
土日休みのところ、残業がないところ、そういうとこばっかり探すの。
それで、4時45分なっと、ズーッと時計見てんだよね、5時ンなるまでズーッと。
もうカバンは、もう帰り支度出来ててね、スーッとスタートダッシュを、
こう待ってる生活っていうのは、実は楽しくもなんともないの。
それで、この、楽なほうを極めるの。

楽を極めると、極楽という。

わかります?
だからこの世は極楽って、天国のことなの。
極楽になれるんです。

どっちが楽しいかを判断する。
そしたら、会社行ってサボって、ずーっと寝てるとクビになっちゃう、
これはどうも楽しくねぇな、飢え死にンなっちゃってホームレスなっちゃう、
これはあんまり俺は楽しくないな、じゃ会社へ行くほうがいい、
」会社行くなら、ふてくされて仕事してるより笑顔でやったほうがいい、
返事しないより返事したほうがいい……
極めていくと、だんだんだんだんマトモな方にまともな方に、人は走って行くんです。

CD『楽しいほうへ 楽しいほうへ』
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一人さんは正しいより楽しいを選んだほうがいいと言っています。
しかし、楽しいと楽をするのとでは全然違うんですね。

例えば、ある子供が野球をやっていたとします。
本格的に野球をやっており、1日8時間野球の練習をしています。
しかし、この子供は、野球よりサッカーの方が好きなんです。
だったら、1日8時間サッカーの練習をしたほうがいいですよね。

これが、「正しいより楽しい」なんです。

しかし、この子供が野球をやめて、何もしないとします。
それは、「楽しいと楽をするは違う」
つまり、楽をしているのです。

この「正しいより楽しい」の考え方で、楽をしてしまう人は多いんですね。
それは間違っていますよ。

正しいより楽しいを選んでも、努力をする量は一緒なんですよ。

そして、相談を受けたときは、
「正しいより楽しい、楽しいは楽をするのではない」を
理解し上で、楽しいほうをアドバイスしていけばいいのです。

それが一人さん流のアドバイスです。

 - 仕事, 幸せ