銀座まるかん名誉師範が選ぶ『斉藤一人さんの言葉』

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欲望は我慢してはいけない

   

よく相談を受けるときに感じるのですが、
今の環境のもとで、我慢をしている人って多いんですよね

しかし、我慢ってよくないんです。

一人さんはこう言っています。

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 実はね……、成功者になる人の特徴は、自分の「欲望」に対して「ガマンができない人」。欲しいものがあると、それをなんとしてでも手にいれようとするから、「成功のエネルギー」が次から次へと沸いてくるんです。

 言ってみれば、心にガマンを貯めないで、スカッと生きている人が、「大きな成功」をつかみやすいんだよね。

 それからね、「ガマン」っていうのは、「欲しいもの」をガマンすることだけじゃないんです。

 上司に言いたいことがあるのに、言わないでガマンしている人。パートナーに言いたいことがあるのに、言えないでガマンしている人。ホントにしたいことがあるのに、それを周りの人に言えないでいる人。

 そういうふうに「言いたいことをガマンしている人」も、「成功のエネルギー」が使えなくなってしまいます。

 なぜなら、「言いたいこと」をおさえていると、あなたのエネルギーの大半を「言いたい思いをおさえること」に使ってしまうんです。

 だから、「仕事」では、ほんのちょっとしかエネルギーが出なレんだよな。

 ステキな魅力があったり、すごい才能を持っていたり、すごく「いい人」なのに……、いまいち成功できない人(売り上げが上がらない人)っているよね。

 そういう人は「自分の欲望」をおさえていたり、「言いたいことをガマンすること」で、自分のエネルギーを消耗しちゃっているんだよ。

 ガマンにガマンを重ねていると……、その人の心って、だんだんひねくれてくるよね。

 例えば、「もっとお金がほしい!」っていう欲望をグっとおさえていると、だんだん、「お金なんて余分にあってもしょうがないじゃないか……」とか、「食べていけるだけでいいじゃないか……」とか、「お金なんてあっても、ろくなことにならない……」とか、そういう「うがった思い」に変わっちゃうんだよね。

 これって、イソップ物語の「キツネとぶどうの話」とよく似た現象なんです。

 キツネは美味しそうに熟した「ぶどう」を見つけて、一生懸命、それをとろうとしたんだよね。

 でも、どうしても手が届かないとわかると、「ふん、どうせ、あれはすっぱいぶどうだよ!」と自分に思い込ませて、ぶどうの木から離れていったんだよね。

 「もっとお金がほしい!」とホントは思っているのに、その気持ちをグッとおさえていると、だんだん「お金持ってるヤツなんて、ろくなもんじゃない」って言うようになっちゃうの。それって、ぶどうがとれないキツネと一緒だよ。自分が「お金持ち」になれないことへの「負け惜しみ」なんだよな。

 この「負け惜しみ人生」をやめるには……、もっと自分の「欲望」や、自分の「思い」に正直になること。

 まずは、自分がガマンしていることをひとつやめて、自分が本当にしたいことをひとつやってみてごらん。

 それを毎日繰り返していけば、あなたの心はどんどん晴れていくから。

『ひとりさん通信17号』
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このように欲望を優先して我慢をしてはいけないという話を書きますと
勘違いをする方がいるんですよね。

「わがままに生きる」
わけではないんですよ。

しかし、この話を聞くと「わがまま」になってしまう人がいるんですね。
実はそれは、わがままな自分が自分の中にいて、
それを我慢していたんですね。

そして、我慢をやめてわがままが解放されたんですね。

しかし、わがままですと、他人からは相手にされません
だから成功はできないと思います。

では、我慢をしないで欲望を開放するとは、どうゆうことなのでしょうか?

一人さんは、四方よしの話をしております。

自分よし
相手よし
社会がマルくれる
神様がマルくれる

これが四方よしです。

わがままな人は、「自分よし」のみ
つまり、一方よしだけなんですね。

それではうまくいきません。

我慢せずに、欲望を優先させるといっても、
「その欲望は、四方よしになっていますか」
と、いうことなんです。

欲望が四方よしになっている状態で
我慢をやめて欲望を優先させるとうまくいくのですが、
四方よしになっていない欲望を我慢しないで優先させてしまうと
ただの嫌われ者になってしまいますので
気を付けてくださいね。

 - 幸せ