銀座まるかん名誉師範が選ぶ『斉藤一人さんの言葉』

Just another WordPress site

*

会社の上司が嫌!!

   

本日は、
「もしこんな質問が来たらどう答えますか?」
という内容で回答をしていきます。

実際に質問が来たわけではないですが、
一般的に悩んでいる人が多い内容のことなどを
銀座まるかん名誉師範が、「一人さんの教えで解決するには?」の視点で
回答をしています。

また、実際にあった相談でも、内容的に個人が特定されてしまう場合には
質問の内容を少し変えた状態で回答しています。

そして今回の質問です。
会社の人間関係でよくある相談です。
わかりやすく言ってしまえば
「会社の上司が嫌なんです」
という質問です。

嫌な上司

こうゆう悩みに関して、斎藤一人さんはこう言っていますね。

========================

この世の中で、人を変えることは、絶対にできないんだよね。
変えられるのは、自分だけ。
どんなに理不尽な上司でも、たとえ自分の考えの方が正しかったとしても…、
その上司を変えることって、できないんだよ。
 「この理不尽な状況の中で、自分がどう変わっていくか」しかないんだよね。
 「変わる」っていうのは、こういうことなの。
例えば、「この上司はこういう性格でイヤなんです…」って言っているより、
「オレの上司は立派な人なんだよ。こんなふうにしてくれて、すっごくいい人なんです!」
って、周りの人に「立派な人」にして話をするんだよ。
 そうやって美化して話していると、話しているうちに、
「そうか、オレの上司って、けっこう、いいとこあるんだよな…」って思えてくるの。
不思議なんだけど美化しているうちに、自分の上司に対する思いまで、
変わってきちゃうんだよな。

相手と「波動」がかち合っていたら、
話は絶対に伝わらない

 この相談をしてきた人は、「上司より、オレの考え方のほうが正しい」っていう
気持ちがあるんだよね。
「あなたはまちがっていますよ」っていう、批判的な波動を出しながらしやべっても、
相手は絶対に聞いてくれないよ。
 たとえば、あることを言いたいとき、
「これを言ったとき、相手がオレに心を開いて聞いてくれる言い方って何だろう?」
って考えるの。
 これは部下を注意するときも同じなんだよ。
「相手がオレに対して、惚れ惚れするような注意の仕方ってなんなんだろう?」って
よく考えてから言うの。
 それから、「言うタイミング」っていうのもあるよね。
 もし「言うタイミング」がなかったら、そういうときは無理に伝えようとしなくてもいい。ちゃんと言うことが胸に決まっていて、「良い言い方」まで思いついていたら…、
必ず「言うタイミング」ってくるもんなんだよ。
 神さまが、「いまが言うときですよ!」って、チャンスを作ってくれるんだよね。
 そうやって、チャンスがくるのを待っていると、上司の方から「これについて、
君ならどう思う?」って聞いてくることもあるんだよね。
 とにかく、「上司はイヤな人だ…」「この部下は生意気だ…」って、
お互いの波動がかち合っていたら、絶対に伝わらない。
 だから、まずは「上司が信頼してくれるような波動」を、出すようにするしかないんだよ。

「正しい」と思うことこそ、
へりくだって言う

 実はね、「私はこれが正しい」と思っていることこそ、へりくだって言わないとダメなの。
 「先輩のやり方が正しいんですよ…。
私の言っていることの方が、変な意見なんです…」って、こちらが一歩下がらないとダメ。
 特に、部下が上司に「いい意見」を言うときは、へりくだらないとダメなの。
 だって、上司は、自分のことを「オマエより、オレはえらいんだ!」
と思っているんだよね。「えらい」と思っている人に、もっと機転の効いた、いい意見を出しちゃうと、「なに言ってるんだ。オマエみたいな若造より、オレの方がずっと経験があるんだ!」って意地になっちゃうんだよ。
 そうなると、人は意地でも相手の言うことを聞かないよ。
 だから相手より、3段ぐらい下がらなきやダメなの
 まずは、相手の言うことを、「そうなんですね!わあ、勉強になったなあ!」って
素直に聞いておく。
 それで、話すチャンスが来たときに、
「僕、◯◯さん(上司の名前)からいろんなことを教わって、
こんなことに気付いたんです」って出だしを作って言いたいことを話す。
 それで話した後も「これって◯○さんのおかげで気付けたんです。
本当に感謝しているんです」ってお礼を言って、しめくくる。
 そういうふうに、上司をたてて、たてて、言うんだよ。
 そうすると、上司も耳を貸してくれるもんだよ。
 だって、「自分のおかげ」で、部下から出てきた案なんだから…、
聞かないわけないよね(笑)
 むしろ、喜んで聞いてくれると思うよ。

========================

こうやって、「へりくだるといいよ」という話をすると
「負けた気がするから嫌だ」と言う人がいます。

基本的に勝った負けたは、自分で決めるのではなくて、
周りが決めるんですよね。

例え今はへりくだっても、
上司を手玉にとって成功すれば
周りはその人の勝ちを認めるてくれるんです。

ですので、目先の勝ち負けで損得勘定するのはよくないんですよね。

嫌な上司に、へりくだったり褒めたりするのは嫌かもしれないですが
その嫌なことができる人が、成功できる人なんですよね

 - 仕事