銀座まるかん名誉師範が選ぶ『斉藤一人さんの言葉』

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ひな人形のしまい忘れは婚期が遅れる?

      2016/03/09

今回は風習に関する質問についてです。
斎藤一人さんの考えをベースにこう答えています
と、いう内容です。

ただ、内容的に個人が特定されてしまう場合には
質問の内容を少し変えたアレンジした状態で掲載しております。
そして今回の質問です。

<質問>
雛人形をしまうのを遅れると
娘の婚期は遅れるのですか?

ひな人形

<回答>
奇数が重なる日は縁起が良いとされ
一月七日(人日・じんじつ)
三月三日(上巳・じょうし)
五月五日(端午・たんご)
七月七日(七夕・たなばた)
九月九日(重陽・ちょうよう)
この5つが五節供(ごせっく)として大切にされてきました。

しかし、三月三日は旧暦では桃の時期に当たるため
「桃の節供」とも呼ばれるようになりました。

そして、桃の節供に飾る雛人形は
天皇と皇后、そして仕える大臣や女官を模して造られたものであることは知っておりましたか?

安土桃山時代に、「桃の節供」に雛人形を飾って「雛祭り」を行うようになりましたが
その時期には宮中、公家、武家でしか人形は飾りませんでしたが
江戸時代になると、雛人形も徐々に華やかとなり、各個人の家々にまで雛人形を飾る習慣が広がっていきました。
そして、江戸時代後期になると、天皇・皇后を模して、お内裏様(だいりさま)とお雛様と称し、
宮中の束帯(そくたい)を正確に再現した雛人形が作られるようになりました。

雅な宮中の伝統的衣装をまとった雛人形を飾ることには、皇室への崇敬の念が込められているほか、
お雛様のように、女の子がすくすくと成長し、立派な大人になることを願う親の心が表されているのです。

当初、雛人形は一対でしたが、江戸期には人形自体も精巧となり、人数も増え、雛壇の段数も増えて、現在の形となりました。

そしてひな人形は、2月の節目である『雨水』(2月19日頃)に出すとよい縁に恵まれて
3月3日の節句が終了したらすぐにしまうと、行き遅れがないとされておりました。

こう言った風習やいわれを守る家庭というのは規則正しい家庭であり、
規則正しい家庭ですからこそ規則正しい娘が育ち
よい縁に恵まれ、良い時期に結婚するということなんですね。

一人さんがこう言っています。

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マナーを守るあなたは 素敵な人ですよ

どんなことにも、マナーがあります。

マナーを守っているだけで、美しく見えます。

「ゴミを平気で道路に捨ててしまう人」より、「人の捨てたゴミをひろってゴミ箱に入れる、誰が見てもマナーのある人」のほうが美しいですよね。

そういう人に、世間も神様も味方するものですよね。

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雛人形の出すしまうはマナーではないのですが
古くから伝わるしきたりですよね。

これをやったからと言って、特別何かあるわけではないんですよね。
しかし、特別何かあるわけでもないようなしきたりを守れるような人は
キチッとした正格であるということです。

そういった、キチッとした正格の人が
成功することができるのです。

ですから、成功している人は
こういった古くから伝わるしきたりを
順守している人も多いんですよね。

 - 幸せ