斎藤一人さんの銀座まるかん名誉師範からの直接カウンセリング相談事例

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認められたいがゆえに・・・

   

ある40代の男性の方から相談を受けました。

その男性は、トラブルによく巻き込まれるのだそうです。
そして、仕事でもうまくいかずに転職ばかり。
何をやってもうまくいかないのだそうです。

そして、「天国言葉を何度も言うんだよ」ということを
教えてあげました。

「天国言葉」とは、しあわせなことを沢山引き寄せる8つの言葉
「愛してます」「ついてる」「うれしい」「楽しい」
「感謝してます」「しあわせ」「ありがとう」「ゆるします」

「地獄言葉」とは、言った人も聞いた人も気持ちが暗くなる言葉。
「恐れている」「ついてない」「不平不満」「愚痴・泣き言」
「悪口・文句」「心配事」「ゆるせない」

そして、この男性は、天国言葉を言っているらしいのですが、
起こる出来事が全然変わらないそうなんです。

本人も、「これだけやりました」と
1日何回天国言葉をいっているかを記録したノートを見せてくれました。

天国言葉を言っているわりには、全然変わりがない
なぜだろう・・・・

しかし、その男の方とお話をしている間に
理由がわかってきました。

そこ男性の方が普段使用している言葉は
ほぼ、地獄言葉だったのです。

「誰々に何されたからうまくいない」
「このままだと先は不安だ」
と、地獄言葉の連発。

これでは、天国言葉を言って、ノートに記録をつけようが
普段しゃべっている地獄言葉で全部打ち消されているのです。

結局、天国言葉を何回も繰り返ししゃべっても
普段使用している言葉が天国言葉になっていなければ
何も意味はないのです。

そしてこの男性を見ていると、
他人に認められたいという願望が少し歪んでしまって

認められる =(イコール) 同情される

になってしまったのです。

ですから、この男性の口から出ている言葉は
同情をしてもらえるような不幸自慢ばかりなのです。

そして究極の戦法
『相談にのってください』という名の『不幸自慢』
にまで、行きついたのです。

こうなってしまうと、この男性の潜在意識は
身の回りの『同情される内容』『不幸が自慢できる内容』のことを探し始めるんですね

ですから同じ出来事で、普通の人であれば、大したことのない内容でも
『同情される内容』『不幸が自慢できる内容』に受け取ってしまうのです。

そうなると、不幸の中心人物になり、不幸ばかりを引き寄せます。

この男性に、「『天国言葉』を話すのだよ」と教えてあげて
『天国言葉』を言っているのに何も変わらない。

実はこの事実も、この男性にとっては
「言われた通りにやったけど、不幸のままだった」という
不幸自慢用のネタになるんですね。

こうなってしまうと、潜在意識にこびりついた
不幸思考を取り除かない限りこの男性は変わりません。

しかしこの男性は、この不幸思考で起こる現象によって
『不幸自慢』ができるので、実はものすごく都合がいいんですね。

こうなってしまった男性を変えるにはどうすればいいのでしょうか?

一人さんは地獄言葉を言う人に対して、こう話しています。

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自分に「愚痴」や「泣き言」を言ってくる人がいると、「聞いてあげることが愛なんだ」と思っている人がいるの。

例えば、「まるかん」のお店をやっている人で、「あるお客さんが、毎日、お店に愚痴を言いにくるんです」っていう人がいるの。
でも、そのお客さんの話をじーっと聞いてると、自分もすごく疲れるし、お店の雰囲気も悪くなる。だから、お店のシャッターを開けるのがイヤになっちゃう……っていうんだよね。

これって、まちがいなんだよ。

愚痴を「聞いてあげる」のが愛じゃないの。
ちょっと深い話になるけど……、「親切の定義」っていうのはね、時代によって変わっていくの。「交通ルール」が時代によって変わっていくのと一緒で、「親切の定義」も進化していくんです。
20世紀までは、「聞いてあげること」が親切だったんだよ。
でも、21世紀の「親切の定義」は変わったの。

『ひとりさん通信1月号』
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つまり、今回のような不幸自慢をしている男性への対処策としては
その人の吐く地獄言葉を聞いてはいけないのです。

地獄言葉を聞いてあげるからその人は地獄言葉を喋るのです。
不幸自慢を聞いてあげるから、不幸自慢をするのです。
同情してあげるから、同情されるネタを探すのです。

ですから、私がこの男性に対して行ったことは、
この男性が喋る地獄言葉を聞かない。
そして、喋っている内容が地獄言葉であると言うことを教えてあげることだけなんです。

結果として、その人はひらめきサロン九段下に来ても
同情してもらえないので、ひらめきサロン九段下には足を運ばなくなりました。

ほかの場所に行って、同情してくれる人を探して
不幸自慢を続けているのだと思います。

この男性の方は、表面的には「自分は変わりたい」と言っていますが
潜在意識では、今のままで満足をしているんですね。

ですから、「同情してもらいたい」とか思わないほうがいいですよ。

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